前回行ったシリコンホースを使った実験で、スロー不安定の原因がバタフライシャフトのシールにあることを断定。軸にかぶせてある金属カバーが圧入であると思い込んでいたが、かぶせてあるだけであり、マイナスドライバーで慎重に扱ってやれば外せる物であった。 完全に安定したアイドリングをするようになった。バンザ〜イ!! 今回の整備は、(株)スタジオ タック クリエイティブから出版されている、『ヤマハXS650ファイル』という書籍が参考になった。決して安い本ではないが、故障したXS650を持ち込んでも、修理できるオートバイ屋は極めて少ない。ポイント調整など、頻繁に行わなければならないことも多く、XS650を所有するライダーは持っていたい本だ。 |
こんなに手間のかかるオートバイであるが、どうしても嫌いになれない。もはや、XS-1が生まれて44年。19才で我が家に嫁入りし、4年かけて再生した。あれから20年私とともにいる。 2014.5.22 |