面と向かって話せないことがある。顔を見て聞けない話がある。今となっては、無意味な言葉の羅列が氾濫しているが、幼い頃、遊んでいた短いような長いような1mたらずの糸電話は、声以外の震えも伝えてくれたような気がした。

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