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ペンキ屋カッちゃん
中学生の時からの友人で、同じ高校に進学。カッちゃんは3年で卒業したが、私は半年で卒業した。塗装の現場が忙しくなると、仕事が空いてしまった私を現場で使ってくれた。今でも、お互いの都合で私が出動することもある。 もともと体の調子が悪かった彼だが、2004年の夏、本格的に調子を崩し、胆石摘出と胆汁のバイパス手術を行った。これを機に筋肉質だったカッちゃんも、「国境付近の人」のように劇痩せし、著しく体力も落ちてしまった。彼が手術を終えたころ、私が体調を崩してしまい、料理が得意な彼に色々と教えてもらった。もはや、私たちはオッサンになってしまったが、中学生のころとなんら距離感が変わっていないような気がする。 |