日が傾いてくると、おなかぺこぺこの子供たちが帰ってくる。お向かいさんも、お隣さんも、七輪に火を入れ夕飯の支度が始まった。お母さんと子供たち、ご近所さんまで加わって、七輪を囲み楽しそうだ。
この光景をお父さんが見ていたら、寄り道せずに家に帰りたくなることだろう。便利な調理器具が普及して行くにつれ、こういった温もりは、薄れていったような気がする。
2003年12月29日 作者
背景画あり
2005年8月13日追加
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