悶絶する42歳


 私自身の人形である。

 この数年、年賀状の絵柄に立体作品を使っていたのだが、2007年は何も作れず、結局自転車の写真を使った。今回はどうしたモンだろうと悩んでいたが、プリンスを作ることになり、ナラシュー監督を作ることになり、その他数点、立体作品の制作をすることになった。
 その勢いで2009年賀状は自分を作ろうとNARASHU MONZE2という自転車を三台作り、そのうちの一台に自分を乗せることにした。

 関係者に、ギンギンに自転車に乗っていながらも、立体作品も続けているというアピールなのだ。

 自転車は、乗らなければ上手くならず、走らなければ速くなれない。人形も、作らなければ上手くならず、作り続けなければ進化しないのだ。

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