悶絶自転車 

 2004年だったか、私は体調を崩し、気力も体力も失い、仕事も滞った。何もかも失いかけ絶望しかけたとき、我が家の屋根裏に長い間眠っていた自転車を復活させる。短かった高校生活。自転車競技に打ち込んでいた。当時乗っていた自転車である。
 食べたものをまともに消化できない体で、毎日5km走るようになり、それが10km、20kmとなり、自転車に乗る習慣がついた。

 私の弱った体には、どんな治療よりも自転車が効いた。

 そこそこ乗れるようになると、新しい自転車を横浜・東白楽のサイクル エコで購入。 
 そしてチーム サイクル エコ結成。そして25年ぶりに自転車競技に復帰。高校生エースのプリンス・石井をプロの世界に送り込むため。チーム一丸となって自転車文化を育てるため。自ら強くなるため、日々悶絶するのであった。

チーム サイクル エコの活動記録は「自転車日誌」で紹介。

2008.12.31

 

ナラシュー監督'09MODEL

 

プリンス・石井(コマネチ・プリンス)

 

タカ・イイヅカ(悶絶する42歳)

飯塚隆行事務所トップページへ